一般

鯛が激減 ロックダウン中の釣りブームが拍車

【WA14日】  国内で鯛の水揚げ量が減少している4地域の一つ、WA州シャークベイの漁業協会は、新型コロナによるロックダウンで釣りに出かける人が急増し、違法な漁獲が漁業資源の減少に拍車をかけていると懸念を示していることが分かった。

 

シャークベイ市のコーウェル市長によると、パンデミックが続く中、市が海岸に設置するゴミ箱が魚をさばいた後のゴミで満杯になる時期が続いており、ある時には最大16個のゴミ箱が魚のゴミだけで満杯になるという。

 

パンデミック前は、国内の漁業資源の85%が持続可能、もしくは回復途中に分類されていたが、シャークベイ地域で漁獲される鯛は、減少している漁業資源リストに掲載された魚の7.5%を占めていた。鯛はQLD州やSA州のセント・ビンセント湾やスペンサー湾でも減少している。

 

ソース:news.com.au-For fishers, pink snapper are jewels of the ocean but there are fears COVID-19 is making them too rare

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら