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日焼け止めに2つの発がん性物質 米国の研究から

【ACT17日】   米国で行われた研究によると、オーストラリア国内で販売される日焼け止めに2つの発がん性物質が含まれる。薬品・医薬品行政局(TGA)は調査を行う。

米国の研究機関Valisurは6月、日焼け止めの80パーセント近くに発がん性物質のベンゼンが含まれると明らかにした。

さらに別の米国の研究機関が、日焼け止めの原料として使用されるオクトクリレンが年月とともに分解され、発がん性物質のベンゾフェノンを生成すると発見した。オクトクリレンは米国で食品や食品用梱包材への使用が禁止されているが、日焼け止めや保湿剤、リップクリームやアンチエイジング商品への使用は認められている。

TGAは、「許可される含有量のオクトクリレンが、受け入れがたいリスクを持つとは考えない」「オクトクリレンを含有する製品から検出されたベンゾフェノンもわずかであり、安全でないとの判断には不十分」との見解を示した。

VIC州がん協会は、毎年国内でおよそ2,000人が皮膚がんで死亡するとして、TGA認める日焼け止めは安全だと訴えた。

ソース: news.com.au – TGA tests Australian sunscreens for cancer-causing chemicals following US studies

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