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感染ゼロ目指す“ふり”出来ない NSW首相

【NSW19日】  NSWのベレジクリアン首相は19日、新型コロナの感染者が新たに681人だったと報告し、国内で感染者ゼロを達成しようとするふりを続けることは出来ないとの見解を示したことが分かった。同州の新たな感染者は前日をさらに上回る681人だった。

 

ベレジクリアン首相は、デルタ株はゆっくりと迫って来ているとして、「どの州も、ワクチン接種率がある程度の水準に達したところで、州境を再開しなければならないという事実を受け入れる必要がある」と話した。

 

さらに同首相は、ドハティ―研究所が「人口の80%が2度のワクチン接種を済ませた状況となれば(州境などを)再開しなくてはならない」としたことに言及し、「デルタ株と共存することを学ばなければならない」との見解を示した。NSW州では19日の時点で1回接種した人の割合が52%、2回接種が28%となっている。

 

ソース:news.com.au-‘Can’t pretend’: Gladys ditches Covid zero as NSW records 681 new virus cases

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