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12~15歳の接種も急ぎたい NSW保健当局

【NSW19日】  NSW州の保健当局は、州内で新型コロナの感染者数が拡大していることを受け、12~15歳の子どもにも早急にワクチン接種を行いたい姿勢を示した。ただ、国内の予防接種技術諮問グループ(ATAGI)の承認が得られておらず、実施までには数か月間かかるとみられている。

 

州内では19歳以下の新型コロナへの感染が急増しており、感染者全体の約3分の1以上を占める状況となっている。現在のところ、新型コロナウイルスに感染した12歳~17歳のうち、病院で治療を受けている人の数は11人だ。

 

NSW州のチャント保健相は、就学生のなかでも感染を拡大させる可能性がある高校生を早期に接種対象とすべきとの見方を示し、「16歳はすでにワクチン接種を行っているが、個人的には12~15歳も出来るだけ早いうち行ったほうがいいと考えている」と述べた。

 

ソース:abc.net.au-NSW wants 12-15 age group to be vaccinated ‘quickly’ to curb community transmission

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