【NSW26日】 航空大手カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは26日、同社グループの年次総会に出席し、税引き前損失が23億ドルだったと報告した。また、年内に一部の国際線が再開される可能性は残されているとの考えを示した。
ジョイスCEOが示した計画では、ワクチン接種率が高く、新型コロナのリスクが比較的低いとみられる英国、北米、アジアの一部などについて、2021年半ばに国際線が再開した場合には、優先的に再開するとしている。
一方、バリやプーケット、バンコク、マニラ、ホーチミン、ヨハネスバーグなどのワクチン接種率が低い国については、少なくとも2022年4月まで路線の再開はずれ込むとの見方を示した。ジョイスCEOは、国境再開は連邦政府の決定を待つしかないとする一方、ワクチン接種率が年末までに80%に達することが一つの目安になるとして期待感を示した。
ソース:news.com.au-Qantas hints at more demend for direct overseas routes in 2022