政治

NDIS費用 2年以内にメディケアを上回る

【ACT30日】   国民身体障害者保険制度(NDIS)の費用が2年以内にメディケアを上回ると予想される。高齢化や自閉症、肥満が費用増加の背景に考えられる。

今年7月に47万2,000人を超える人がNDISを通した支援を受け、費用は予想を3パーセント上回る21憶ドル5,000万ドルに膨れ上がった。昨年7月と比べて18パーセント上昇だ。5か月前に「メディケアを3年後に上回る」と予想されたが、現在は2年以内と考えられる。認知症を含む65歳以上の参加者、自閉症を患う子どもの増加、初期の発育遅延、肥満による障がいが原因と考えられる。

NDISは連邦・各州政府の折半で開始したが、2030年までに国が60パーセント負担する見通しだ。

レイノルズNDIS相は30日、「私が大臣に就任した際、参加者の生活向上と費用を持続可能にすることが主な仕事だった」「NDISは重篤で恒久的な障がいを抱える人が自立した生活を送るためにつくられたが、適格基準が不明瞭で受給を希望する人が多すぎる」と話した。

ソース: news.com.au – Minister warns NDIS will outstrip the cost of Medicare in two years

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