【QLD3日】 QLD州のパラシェイ首相が、連邦政府の示した州境開放プランについて、早期開放はワクチン未接種の子どもにとって安全ではないと支持しない姿勢を示したことを受け、同じ労働党内でこれに反対する複数の議員が、首相と距離を置く態度を示していることが分かった。
労働党のマールズ副党首は、朝のテレビ番組に出演し、「パラシェイ首相のコメントからは距離を置く」と述べた上で、いつ誰ににワクチン接種を行うかについては、保健当局の指示に従う必要があるとの見解を示した。さらに、連邦のアルバニージ労働党首も「全国のプランを支持する」と述べ、パラシェイ首相を支持しないと表明した。
ただ、全ての議員がパラシェイ首相の方針に反対しているわけではないようだ。労働党のヒューシック議員は、「パラシェイ首相は、ワクチン接種が完全に終わっていないうちに、州境を開放するとどうなるかに焦点を当てた見解を示し、間違ったことは何もしていない」と擁護する姿勢を示している。
ソース:news.com.au-Annastacia Palaszczuk loses support within her own party