【NSW6日】　　　シドニーの一部で来月、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した人を対象に、ワクチンパスポートを使ってパブでの飲食を試験的に行う見通しだ。

パブ入店は、シドニー内で感染者数が少なくワクチン接種率の高い地域で来月初めに試験的に行い、その後州全体に展開する見通しだ。2回接種した人はいずれ、サービスNSWのアプリで入店のチェックインをする際に接種を証明することができるようになる。

NSＷ州のベレジクリアン首相は、ワクチン2回接種者が70パーセントに達した時点で規制を緩和すると明言してきており、10月18日頃に達すると予想される。同氏はまた、「規制緩和までに従業員がワクチン接種を受けているように」と事業主らに呼びかける。

NSW州のホテル協会も、ホスピタリティ業のできるだけ早い再開に向けてワクチン接種を奨励してきた。

一方、州保健局が発表した最新のモデリングによると、集中治療室の患者数は11月初めにピークを迎えると予想される。

ソース : news.com.au ‐ Plan to get Sydneysiders back to pubs with vaccine passport trial