【NSW8日】　　免疫研究調査国立センターが8日に発表した最新の報告書によると、国内で新型コロナウイルスに感染した子どもの大部分が、学校ではなく自宅で両親など大人から感染していたことが分かった。また、感染した子どもの症状は非常に軽いか、無症状だったことも明らかになった。

報告書によると、今年6月に感染が確認された人の3人に1人が18歳以下の子どもで、このうち98％が無症状か症状が軽度だったという。さらに、大人から子どもへの感染は確認されたが、子どもから子どもへの感染の割合は非常に低かったことも分かった。

ウエストミードのシドニー子ども病院のマッカートニー教授は、調査結果から学校の安全性が確認されたのと同時に、親や保護者は子どもを守るためにワクチン接種を行う必要があるとの見解を示した。さらに、高校生については学校が再開した際はマスクを着用すべきだとし、小学生も子どもが希望するのであれば着用が望ましいとしている。

ソース：news.com.au-98 per cent of kids have mild or no symptoms from Covid-19, new report finds