【NSW10日】　　運輸労組（TWU）は10日、豪ポストの子会社であるスター・トラックの労働者が、雇用上の平等性について不満を感じており、TWUの組合員である90％の同社労働者がストライキに踏み切る用意があるとしていることを明らかにした。

TWUによると、スター・トラックの労働者2,000人が同組合に加盟しており、同社の従業員70％を占めることから、ストライキが実施された場合には、深刻な人手不足となることが懸念されている。TWUのケイン全国書記長は、「労働者たちは仕事のために争うしかないという強いメッセージを発信している」と述べた。

スター・トラックの労働者は、給与の公正性、低賃金労働者の外部からの雇用制限、契約内容が提示される前の仕事オファーの改善などを求めている。同社のスキーハン代表は、3年間にわたり同社が提示できる最高の9％の給与引き上げを保証したと主張。ストライキが実行されれば、医薬品や保護マスク、ワクチンなどが地方部などへの配達に大きな影響が出ると懸念を示した。

ソース：news.com.au-Postal strike threatens to cause major delays in online shopping deliveries