【11日キャンベラ】 スコット・モリソン連邦首相は、米国で2001年9月11日に発生した同時多発テロの事件から20年が経ち、多くの命が失われたことに追悼の意を表した。
ニューヨークの世界貿易センターのツインタワーにアルカイダによってハイジャックされた旅客機2機が突入し、3000人近くが死亡、6000人以上が負傷した事件では10人のオーストラリア人が犠牲となった。
11日にモリソン連邦首相は、ソーシャルメディアで追悼の言葉とともに「この惨劇は再び同じになるものはないと世界中に知らしめた。苦しみと喪失感で打ちひしがれていたが、そんな暗黒な時期でさえ光はあった」「燃えゆくタワーの中で犠牲者たちは愛する人たちに愛とお別れのメッセージを送っていた。惨状の中で、人間の愛の深さ、強さ、犠牲の精神があった」と述べている。
また、バイデン米大統領と米国民に対して「9.11は平和と自由、そして当たり前の日常を決して取り上げてはいけないことを我々に思い出させてくれる日。我々はこの日を忘れない」とメッセージを送っている。
ソース : news.com.au – ‘We are with you today’: Scott Morrison remembers those lost in 9/11 attacks 20 years on