政治

感染懸念12市長、差別感を訴え

【NSW14日】   NSW州のベレジクリアン首相は14日、シドニーのホットスポット12市の市長らとビデオ会談した。

シドニー西部と南西部の12市は、夜間外出禁止など他地域より厳しい規制を敷かれている。

カンターバリー・バンクスタウンのカル・アスファー市長は「差別を懸念すると州首相に問題提起した際、少し議論が白熱した」「州首相は州民を守ろうとしていると主張するが、違うやり方があったと思う」と話した。同市は州内で最も多い、過去4週間で5,000人以上が新型コロナウイルスに感染した。市の人口も州内最多の37万人。アスファー市長は、夜間外出禁止令の撤廃と屋外プールの再開を求めた。

ベレジクリアン州首相は、「(規制緩和の)保証はないが、州保健局および内閣に懸念を伝える」と話した模様。

感染者数が2番目に多いカンバーランド市のスティーブ・クリストウ市長は、「今回の会合がリップサービスに過ぎないのでは」と懸念を示す。

バーウッド市のジョン・フェイカー市長も「市民の苛立ちと差別感を伝えた」「ただ、公平に扱ってほしい」と話した。

ソース : abc.net.au – NSW Premier Gladys Berejiklian in ‘heated’ meeting with mayors of 12 LGAs over COVID-19 lockdown restrictions

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