【NSW17日】 小売大手コールズは17日、サステナビリティ報告書の21年度版を発表し、過去1年間で1,800万キロ分の食料、約3,500万回分を寄付したと報告した。新型コロナで経済的に困窮する家庭が増える中、寄付した食料は過去最高水準になるとしている。
コールズは、食料寄付を支援するコミュニティ団体のセカンドバイト(SecondBite)やフードバンク(Foodbank)などと協力し、困窮する市民のサポートを行っており、寄付は総額1億4,300万ドルに上っている。
コールズのケインCEOは、コミュニティ団体と協力することで、これまで以上の寄付を行うことが出来たとして、弱者を救済するだけではなく食料廃棄を減らすことにもつながったと振り返った。また、セカンドバイトのカーソン氏は、コールズからの大量の寄付がなければ成しえなかったことだと述べた。
ソース:news.com.au-Coles, charities make record food donations to struggling Australians