【ACT22日】 連邦政府のテハン観光相は22日、全国記者クラブで会見し、遅くともクリスマスまでに国境の再開を開始する見通しを示した。国家プランでは、国内で16歳以上の新型コロナワクチン接種率が80%に達したところで国境を再開する見通しだが、どの国への渡航が可能になるかはまだ分かっていない。
連邦政府は現在、複数の国と「旅行バブル」を形成するための交渉を行うとともに、海外からの帰国者に対する自宅隔離を導入するための準備を進めている。テハン観光相によると、国内で使用しているワクチン接種証明QRコード制度について、諸外国と互換性を確認しているという。
先月、航空大手カンタスは12月半ばから国際線再開を予定していると発表した。予約を受け付けているのはロンドン、フィジー、ロサンゼルスなど。この他の国際線については、来年4月以降になるとみられる。ただ、航空業界からは国際線の本格的な再開への手続きはまだ行われていないとして、懸念の声が上がっている。
ソース:news.com.au-International border to reopen by Christmas at the latest, Tourism Minister says