【ACT28日】 モリソン連邦首相は、ワクチン接種完了者に対する海外渡航再開を間もなく発表するとみられる。NSW州とVIC州で数週間以内にワクチン完了率が80パーセントに達すると見込まれ、帰国者の隔離を2週間の専用ホテルから7日間の自宅に変更する動きもある。
国境再開に併せ、帰国者数の上限も廃止される見通しだ。カンタス航空は国際線便数を大幅に増やし、海外に残るオーストラリア人の多くがクリスマス前に帰国できる望みも出てきた。
州境再開に反対するWA州とQLD州の州民は、海外から帰国する際に数千ドル支払ってホテルで隔離を行うことになるだろう。
2020年3月20日、モリソン首相は非居住者に対し国境を封鎖した。政府は今年8月、市民の出国を禁止し、在外オーストラリア人に対しても帰国後に再出国できない可能性を警告した。今年の予算案でも「2022年7月まで」と発表された海外渡航禁止は、予想をかなり早回って緩和される見通しだ。
モリソン首相は今週初め、滞在先の米国から「海外渡航に関する発表は間もない」「ワクチン接種を終了した国民は、年末までに帰国できるだろう」「国境封鎖によって3万人を超える国民の命を救った」と語った。
ソース : news.com.au – Opening of international borders and home quarantine for fully vaxxed Aussies announced