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虚偽の補助申請に1600万ドル支給 NSW

【NSW30日】  行政サービスを提供するサービスNSWは、山火事や水害、新型コロナのパンデミック(世界的流行)関連補助制度で、不正と思われる申請に総額1,600万ドル以上を拠出していたことが明らかになった。この中からこれまでに取り戻したのは4万ドルのみだという。

 

サービスNSWのリースCEOによると、不正の疑いがあるとされた申請の総額は4,000万ドル相当だったが、このうち1,600万ドルが2,347人の申請者に支給されたという。このうち、500万ドル分について警察に照会状を提出し、これまでに回収できたのは4万350ドルにとどまっている。

 

これまで不正申請を行ったとして74人が逮捕されたほか、212件の不正申請で総額261万ドルをだまし取ろうとした33人が収監された。リースCEOによると、不正申請が行われた補助金制度は16種類に上っているという。この他にも、総額1,500万ドル分の申請について現在、不正かどうか調査が行われているとしている。

 

ソース:abc.net.au-Service NSW handed out $16 million in suspected fraudulent disaster grants, inquiry hears

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