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コロナワクチン 最も接種率の高い国は?

【キャンベラ2日】   コロナウイルスのパンデミックの時代 、世界で最もワクチン接種率の高い国はどこなのか、誰もが興味を持っている。そして、不可能なように聞こえるが、接種率が119パーセントを達成している国があることが明らかになった。

 

スペインの南海岸に位置する英国領であるジブラルタルは、人口わずか3万3679人という小さい国だ。先月30日の時点で、接種可能な成人の1.04パーセントのみ未接種だという。

 

オックスフォード大が運営するOur World in Dataによると、12歳以下は未接種なのにも関わらず、ジブラルタルの接種率は119パーセントに達している。ジブラルタルではスペインから大量の労働者を受け入れているため、同政府は国籍や在留資格に関わらず、16歳以上の人にはファイザーワクチンを提供しているという。同国籍者以外の接種数が4万本に上ることから、国内の接種率が100パーセントを超過する結果となった。

 

ジブラルタルのコロナによる死者は現時点で97人にとどまっている。一方で、56パーセントのワクチン接種が完了している米国では、死者は70万人に上っている。また、オーストラリアでも約56パーセントの国民が接種を完了している。

 

ソース: news.com.au – Most vaxxed country jabbed 119 per cent of its eligible population

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