【NSW8日】 NSW州のペロテット首相が今月11日以降に新型コロナの関連規制を大幅に緩和する方針を示したことを受け、オーストラリア医師会(AMA)のコーシッド会長が大きな懸念を示している。同首相は規制緩和へのロードマップについて、ベレジクリアン前首相と大きく異なる対応を見せており、批判の声も上がっている。
AMAのコーシッド会長は、NSW州での規制緩和が発表された際、チャントNSW州首席医務官が同席しなかったことや、州政府が「危機内閣」を「経済復興委員会」と改名したことなどから、今後は保健当局からの助言がNSW州政府を指導することはないとの見方を示した。
コーシッド会長は、規制緩和によって再開を急げば救えた命が救えなかったり、ロックダウンを再導入したり、他の規制が必要になったりと、誰も望まないようなことが起きてくると指摘。若年層で多くの人がまだワクチン未接種だとして、40歳以下で感染が急増する恐れはあるとしている。
ソース:news.com.au-Australia Covid news live: Backlash mounts over Premier’s changes to NSW’s roadmap
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