生活

2人目以降の保育費補助増 来年3月に前倒し

【ACT10日】   政府は、来年7月から予定する2人目以降の保育費補助増加を来年3月に前倒しする。国内で25万世帯が恩恵を受け、年2,200ドル以上自己負担の削減になる見込みだ。

政府は17憶ドルを拠出して子ども2人以上を同時に保育所に預ける世帯を支援し、保護者の労働市場参加を促す。特に、職場復帰や勤務時間数の増加を希望する母親にとって大きな支援となる。

低・中間所得世帯を対象とし、2人目の保育費補助(CCS)の割合を30パーセント引き上げ、最大で95パーセントまで引き上げる。対象世帯の半数以上が95パーセントの最大補助を受けると見積もられ、2人目以降は1時間6ドルほどで保育所に預けられるようになる。タッジ教育相は「支援を最も必要とする人を対象とする」「子どもが2~3人いる世帯にとって保育費は大きく膨らむものだ」と話した。

12月10日にCCSの年間上限1万655ドルを廃止し、新制度は2021/22年度に遡って適用される。12月10日前に上限に達する場合、追加の自己負担額は返金される。

ソース: news.com.au – Childcare subsidy changes to benefit 250,000 Australian families

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