【ACT11日】 パンデミック中に利益が増加、または減少しなかった企業に対し、賃金支援策のジョブキーパー270憶ドルが支払われたとわかった。連邦財務省が明らかにした。
11日に公表された報告「First Six Months of JobKeeper」によると、利益が増加した企業に138憶ドルが支払われた。さらに、減少したが30または50パーセント減の受給資格を満たさない企業に132憶ドルが支払われた。
ジョブキーパーは最初のロックダウン開始の2020年3月に導入された。30パーセント以上の利益減を予想する企業が対象で、年間利益が10億ドルを超える大企業は50パーセント減の予想を必要とした。
財務省によると、過払いの138憶ドルのうち121憶ドルは年間利益が5,000万ドル未満の小規模企業に支払われた。ジョブキーパー導入から3か月後の見直しで、当初は大きな影響を受けたものの回復の兆しを見せる企業も確認されたが、不安定な状況を踏まえて存続が決定された。その後、対象資格は利益減の予想から実際の減少へと変わった。ジョブキーパーは最初の6か月で計703憶ドルが支払われた。
ソース: news.com.au – Taxpayers forked out $27 billion in JobKeeper payments to businesses that didn’t meet criteria: report