【NSW14日】 政府系リサイクル促進団体のNSWサーキュラー(NSW Circular)は14日、プラスチック製の使い捨て注射器の廃棄物が山積みになっている画像を投稿した。新型コロナワクチンの接種が進む中、プラスチック廃棄物が急増していると訴えている。
NSWサーキュラーは現在、慈善団体セント・ヴィンセンツと協力し、プラスチックの回収試験事業に取り組んでいる。事業をワクチンの接種ハブまで拡大し、ニューカッスルでは注射器のキャップ170キロ分を数週間で回収した。NSWサーキュラーによると、州内全域で同様の回収作業を行えば150トン分を回収することが可能だとしている。ただ、医療ゴミは再利用が不可となっており、回収後の使い道が問題だという。
NSWサーキュラーはまた、ハブや病院から出るプラスチックごみのうち40~60%は医療ゴミではないと指摘しており、これらが再利用されれば年間当たり200~300万ドルの節約につながるとしている。これを看護士に換算すると、40人の雇用が可能だという。
ソース:news.com.au-Grim photos reveal the huge plastic waste issue with the nation’s vaccine rollout