【シドニー16日】 NSW州政府は、コロナウイルスの感染拡大時に厳格な行動規制が敷かれ、経済活動が大幅に停滞していたシドニー西部地域への経済復興プランを発表した。
新しく就任したマット・キーン州財務相は、1億8300万ドルを投入した復興プランで、新たな公営住宅1400戸の建設を行う予定だと述べた。また、1億ドルの技術・訓練パッケージや900人以上を対象とした家賃支援も行われる。
キーン州財務相は「社会的に最も弱者な人たちを優先し、家賃支援を提供していきたい」とし、経済刺激策は州の労働力の「将来的な保証」であり、コロナ禍から住民が回復するためになると説明した。
キーン氏は、前任のドミニク・ペロテット氏が新たに州首相へ就任したのを受けて、エネルギー・環境相から財務相へ就任した。
ソース: news.com.au – New stimulus package to help hard-hit western Sydney residents