【NSW21日】 大手スーパーマーケットのウールワースとアルディは21日、全国の従業員に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けると発表した。一方、同業コールズはNSW州、VIC州、首都特別地域(ACT)のみ、従業員へのワクチン接種を義務付けるとしている。
ウールワース・グループは国内に1,200店舗以上を抱えるほか、配送センターなども含めて約17万人の従業員がいる。同社のバンダッチCEOによると一つの店舗で週当たり平均2万人の買い物客が訪れるため、従業員一人当たりで何千人もの顧客と接触することになるとして、従業員全員への接種を決めたとしている。
バンダッチCEOは今後さらに規制などが導入されなければ、ACT、NSW州、VIC州、WA州で1月31日までに、それ以外の州では3月31日までに従業員のワクチン接種を完了させたい考えだ。一方、コールズはVIC州では11月26日までに、NSW州とACTでは12月17日までに従業員の接種完了するとしている。
ソース:abc.net.au-Woolworths, Coles, Aldi to mandate COVID-19 vaccinations for staff