【メルボルン22日】 コロナウイルスのワクチン接種をしていない看護師のグループが、雇用に関する訴訟でVIC州最大の医療機関を訴えていることが明らかになった。
連邦裁判所でQLD州看護師協会によって提起された今回の緊急裁判訴訟では、同州最大手の医療機関モナッシュ・ヘルスに対して、ワクチン接種を拒否する職員に対しての懲戒処分の差し止め命令を求めている。
VIC州政府の命令の下、医療職員は勤務の際に1回目のワクチンの完了証明書の提示を求められている。
同看護師グループの代理人を務める法廷弁護士は「原告は、限られた人以外と相談したら解雇されると脅されたと証言している」としている。
しかし、モナッシュ・ヘルスの代理人は「職員を解雇する意思はなかった」と説明しており、モナッシュ・ヘルスは職員がきちんと予防接種をしているかどうかを確認したかったと裁判所で陳述している。
モナッシュ・ヘルスの代理人は裁判の結末については言及しなかったが、一つの結果として、解雇の可能性があると述べている。来月1日に公聴会が開かれる予定だという。
ソース: news.com.au – Unvaccinated nurses facing potential sacking ask Federal Court to intervene