【パース23日】 マーク・マガウワンWA州首相は、同州の職場における勤務条件としてワクチン接種を義務付けることを発表したが、政府の決定に反発する人たちから脅迫電話やメッセージが送られていたことを州警察が明らかにした。
21日にはパースのDumas Houseに、12月1日からワクチン接種の義務化が開始することへの反対派が数百人集結してデモ活動を行った。同日には州警察の反テロ部隊が、モリソン連邦首相と州首相に対して殺害の脅迫を行なったとして男を起訴した。
ロジャー・クック州保健相は「脅迫は卑劣極まる行為。このような行為を続ける場合は、州警察が厳しく取り締まっていく」とし「正しい行為をすべき。予防接種をしてコミュニティと協力していくことで、みんなで困難を乗り越えられる」と州民に呼びかけた。
同州での16歳以上のワクチン接種率は60パーセントを達成しており「順調に前進している」と述べた。
同州では「ハイリスク」とみなされる教育、ホスピタリティ、建設業などを含めた約75パーセントの職場環境でワクチン接種が義務化となる。
ソース : news.com.au – Threats made against WA Premier Mark McGowan ‘disgusting’, colleague says