【VIC27日】 VIC州議会に27日、家庭ごみの分類に関する法案が提出された。これによると州内の全世帯で2030年までに家庭ごみを4種類に分けることになる見通しだ。現在のリサイクルごみをさらに2種類に分け、プラスチックごみと紙ごみを黄色い箱へ、ガラスごみを新たに加わる紫の箱へ分類するという。
新たなごみ分類制度は、循環経済(ごみ削減・リサイクル)法に含まれ、導入に伴い州内のリサイクル業界を監視するリサイクリング・ビクトリアを2022年半ばから設置する。ごみ分類の移行を管轄するのは環境・土地・水・計画省となっている。
VIC州のダンブロシオ環境相は、「これらの改正が家庭におけるリサイクルに大改革を起こし、企業によるイノベーションを促進し、将来的には雇用の創出にもつながるだろう」と述べ、新たな制度が導入されることにより、ごみの削減および温室効果ガスの削減で大きな改善がみられるとして、大きな期待を示した。
ソース:news.com.au-Victorian households to sort rubbish into four bins after new purple addition