【ACT29日】 グラハム・フレッチャー駐中国オーストラリア大使は、両政府の間で継続している貿易問題について、さらに悪化する恐れがあると警告したことが分かった。大使は2019年から現職を務め、自身の懸念を率直に語った。
フレッチャー大使は、「率直に言って、中国との関係は総体的に良好ではない」と述べ、本来は大使レベルで対話する人たちとも、これを禁止する指示が出ているため、会うことが出来ていないと説明した。
フレッチャー大使は、オーストラリアの輸出は鉄鉱石輸出の好調によって持ちこたえているとする一方、状況が今後悪化しないということではないと指摘。これ以外の生産者についても、両国の関係が問題を抱えていることを念頭に置いておくべきとの見解を示した。
ソース:news.com.au-Ambassador warns Chinese-Australian trade disputes could worsen ‘further than what we’ve already seen’