【NT3日】 NT準州のウルル・カタジュタ国立公園では、2日夜から3日にかけて降った大雨により、ウルルから大量の雨水が流れ落ちる大きな滝が出現するなど、「珍しく幻想的な」風景が見られたたことが分かった。
一時的に現れた滝の全長は22メートル以上とみられ、流れ落ちた大量の雨水は下にある岩に溜まって小さな池が出来たという。国内の公園を管理するパークス・オーストラリアは、フェイスブック上で「この辺りの平均年間雨量は、300ミリメートルに少し足りないくらいだ」と説明した。
さらに、パークス・オーストラリアによると、地元住民や観光客は「ユニークな気象現象」を一目見ようと、悪天候の中、現場まで足を運んだという。また、通常は暑く乾燥した天候を避けるため地中に生息するカエルが大雨で一斉に地上へ出てきて、羊のような声を上げて鳴き始めるなど、ここでも珍しい光景が見られたようだ。
ソース:news.com.au-Gushing waterfalls as massive dumping of rain falls on Uluru national park