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フルーツピッカー 最低賃金保障へ

【ACT4日】  労使裁定機関のフェアワークコミッション(FWC)は4日、果実の収穫を行うフルーツピッカーへの給与支払いについて、これまでの出来高払いは「目的に合わない」として、労働者たちは最低賃金である時給25.41ドルが保障されるべきとの決定を下したことが分かった。

 

連邦政府のリトルプラウド農務相は、独立裁定機関の決定を尊重するとする一方、大手スーパーマーケットはこれまでのように農家にコスト分を負担させるのではなく、消費者の負担とするよう呼び掛けた。これにより、今後、野菜や果実の価格が値上がりする可能性が出てきた。

 

オーストラリア労働組合(AWU)のウォルトン書記長は、「国内のフルーツピッカーたちは、日常的かつ制度的に搾取が行われてきた」と述べ、今回のFWCによる裁定について、農業労働者たちにとって「歴史的勝利」との見解を示した。

 

ソース:news.com.au-Historic win leads for calls for supermarkets to act in good faith on fruit prices

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