【VIC5日】 VIC州では、公共の場でマスクを着用していなかったとして、毎週一人の子どもが最大80ドルの罰金を科されていることが、警察が発表した最新統計から明らかになった。今年6月までの12か月間で260件の罰金が科され、このうち29件は10~14歳の子どもへの罰金だった。
警察によると、子どもがマスク着用違反の対象となったのは、道路や歩道のほか、電車の駅など屋外でのマスク着用義務が適用される公共の場所で、10~14歳は1回の違反につき40ドル、15~18歳では80ドルが科される。VIC州の現在の指針では、12歳以上は自宅を除く屋内と公共の場でのマスク着用が義務となっている。
VIC州警察の広報担当者は、「警察官は最初から罰金を科すのではなく、可能な限り子どもたちを教育したり指導を試みる」と述べ、違反が明らかに悪質なものや故意によるもの、または注意では効果がないと判断した場合、罰金を科すことになると説明した。
ソース:news.com.au-Almost one child a week slapped with face mask fine in Victoria