【NSW5日】 NSW州のストークス交通相は5日、シドニーのライトレール・ネットワークに“重大な”設計に関する問題があるとして、サービスを最大18か月間停止すると発表した。シドニー市内のインナー・ウエストを走る12台に、懸念されるひびが入っていたことが明らかになったという。
ストークス交通相は、「ひびは先週発見されたが、当初より深刻なものであることが分かった」と述べ、18か月のサービス停止は“最悪のシナリオ”と説明。実際には、それよりも早く運行が再開されるとの見通しを示した。
ライトレールを使用する通勤客に対しては、一日に約5,000人が利用するL1ダルウィッチ・ヒル線のセントラル・グランド・コンコースとダルウィッチ・ヒル間で代替バスを運行するとしている。また、利用客が出来るだけ安価に通勤できる方法を探る方針だ。
abc.net.au-Sydney’s Inner West light rail shut down for repairs for 18 months after cracking detected