【キャンベラ6日】 米製薬大手のファイザーは、同社の新型コロナウイルスの経口薬をHIV薬と併用すると、陽性者の入院率や死亡率を89%削減できると発表した。
ニューヨーク・ポストの伝えるところによると、経口薬のトライアルの暫定的結果がよかったため、独立機関の専門家たちが薬の市場化の認可を推奨したと、ファイザー社が語ったという。ファイザー社は米食品・医薬品局にデータを早急に送付し、経口薬の緊急認可を求める予定。
ファイザー社は、米メルク社に続いてコロナ経口薬の開発・製造の2社目となるが、暫定データによると、メルク社と比較してファイザー社の経口薬の方が有効性が高いことが明らかになっている。両社の経口薬は、高齢者や並存疾患を持つなどの新型コロナウイルスの高リスク者用に使用される目的になっている。
ソース : news.com.au – Pfizer says its Covid pill is 89 per cent effective