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10月の失業率 封鎖解除も5.2%に上昇

【ACT11日】  オーストラリアの10月の失業率は5.2%と、6か月ぶりの高い水準となったことが、オーストラリア政府統計局(ABS)による最新統計から明らかになった。9月の失業率は4.6%だった。10月だけで4万6,000件の雇用が消失したことも明らかになっている。

 

ABSによると、パートタイム雇用は5,900件、フルタイム雇用は40,400件が消失し、予想よりも悪い結果となった。就労時間は前年同月を0.4%下回り、170万時間が削減となっている。また、就業しているが、労働条件が劣っていたり不安定で半失業状態にある不完全就業率は9.5%と、こちらも12か月ぶりの高水準となった。

 

ABSの労働統計部門のジャービス部長は、調査対象となった9月26日から10月9日はスクールホリデーや新型コロナ関連の規制に変化があった時期と重なるとして、「これまでも見てきたように、ロックダウンは全国の労働市場に大きな影響を及ぼしている」と述べた。

 

ソース:abc.net.au-Unemployment rate surges to 5.2 per cent, despite lockdowns ending

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