【NSW12日】 NSW州では新型コロナウイルスワクチンの接種完了率が「非常に高い」水準に達することを受け、シドニー大都市圏、ブルーマウンテンズ地区、イラワラ地区で15日から、病院での選択的手術(待機的手術)の実施を100%の水準まで戻すと発表した。
NSW州保健当局は、これまで75%としていた上限を安全に解除することができるとした上で、シドニー大都市圏などで選択的手術を必要とする人たちは、来週から手術の計画を立てることが可能になると説明した。
NSW州政府は、州保健システムに代わって追加の手術を行えるよう、私立病院に3,000万ドルの財政援助を行うとしている。ただ、今後も新型コロナの患者が急増した場合など、周辺の病院で選択的手術の上限を再導入する可能性があることを確認した。
ソース:news.com.au-NSW Health scraps cap on elective surgeries as state reaches ‘very high rates’ of vaccination