【ACT18日】 連邦政府のモリソン首相は18日、VIC州政府が提案しているパンデミック法に反対するデモ参加者が暴徒化していることについて、5日間の沈黙を破り発言し、「オーストラリアに脅しや威嚇は許されない」と述べたことが分かった。支持しない姿勢を示している。
VIC州政府が検討しているパンデミック法が通過すると、VIC州首相がパンデミックを宣言した場合、保健相が幅広く公衆衛生に関する命令を発令する権限を持ち、州民の活動や流れを大幅に制限することが可能となる。
モリソン首相はVIC州が提案する同法案に個人的には反対する姿勢をにおわせ、デモ参加者の不満にも理解を示す一方、過激化するデモ行為については全く支持しないと批判した。VIC州自由党の議員にはデモ参加者を批判しない者も複数いるほか、騒動をあおるような態度の議員もいるようだ。
ソース:news.com.au-Scott Morrison slams Melbourne rally, insists violent protests have ‘no place in Australia’