【NT18日】 NT準州のパブ経営者が、新型コロナウイルスのワクチンを接種していない人の入店を規制する張り紙を掲示し、ワクチン反対者や有名なNRL選手がこれをソーシャルメディアでシェアしたことから、店主に何千件もの苦情電話がかけられていることが分かった。
店主によると、張り紙の文言はNT準州のホームぺージからコピーしたもので、「以下の条件に当てはまる弱者は入店が許可されていないので、事前に電話して欲しい」といった内容だった。弱者の中に先住民族アボリジニが含まれていたことから、差別に当たるとみる人も多くいたようだ。
店主は、店のスタッフの中に2回のワクチン接種が終わっていないことを明かした上で、「私はただ正しい行いをしたかったので、政府のウェブサイトから文言をそのまま使った」と説明。店主によるとこれまで寄せられた苦情は1,000件近くに上り、非常に暴力的な人もいるものの、多くは説明を理解しようとしてくれるという。
ソース:news.com.au-A NT business owner has received hundreds of abusive phone calls after anti-vaxxers spread his phone number