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ホバート大都市圏で節水も TAS

【TAS19日】  TAS州の水道局タスウォーター(TasWater)は、ホバート大都市圏で飲料水が不足する可能性があるとして、節水規制を導入する方針を示したことが分かった。TAS州南部では豪雨に見舞われたが、老朽化した水処理施設がこれに対応出来なかったことに加え、ホバート大都市圏における水の需要が増加し続けていることが、節水規制の理由とみられる。

 

タスウォーターのリチャード氏によると、夏は一年を通して水の需要が最高となる時期で、自宅の庭で水を再利用したり、洗濯機や食洗器を利用する際に最大容量で使用するなど、小さい変化が役に立つとの見解を示した。

 

一方、ホバートの水需要は2018年~19年の間に一日当たり10メガリットルの増加となっている。10メガリットルはオリンピックで使用するスイミングプールを満たすのに十分な水の量だ。タスウォーターは需要増について、新型コロナのパンデミック前に観光ブームだったことや雨の少ない天気で多くの人が庭などの水まきを行ったためと説明した。

 

ソース:news.com.au-Greater Hobart water restrictions ahead, despite soggy spring

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