【ACT29日】 気象局は23日、昨夏に続いて今夏もラニーニャ現象と正式に宣言した。気温が低く、大雨や嵐の発生する確率が高くなり、少なくとも来年1月末まで続くと予想される。
ラニーニャ現象は太平洋とインド洋の水面温度の変化に関連し、大雨や気温の変化をもたらす。一般に国内東部、北部、中部で降雨量が増し、熱帯低気圧が発生する確率も高まる。
2010年から2012年のラニーニャ現象は著しく、広範囲で洪水を発生させた。気象局のアンドリュー・ワトキンズ氏は、「今年のラニーニャ現象はそれほど強くなく、昨年よりも弱い可能性がある」と分析する。
過去2カ月、国内東部の多くで大雨や嵐に見舞われ、先週はNSW州中西部のラクラン川が氾濫した。
ソース : news.com.au – La Nina weather event confirmed for Australia this summer