【ACT26日】 連邦政府のモリソン首相は、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株「B. 1.1529」が検出されたことを受け、調査を進めているとする一方、現時点では「懸念される変異株」と捉えていないことを明らかにした。同時に、最大の防御はワクチン接種との考えを示した。
専門家は今月初め、変異株「B. 1.1529」はデルタ株を上回る感染力を持つとみられ、「懸念される」と警鐘を鳴らした。同株は11月11日に初めてボツワナで検出されたことが分かっており、「非常に多くの変異」が認められるとしていた。
連邦政府のハント保健相もまた、変異株に対する懸念の高まりについて、オーストラリアは「十分に備えが出来ており、必要な場合には迅速に行動することも可能」と述べた。また、当局として変異株の感染状況がどのように変化していくのか、注目していきたいとしている。
ソース:news.com.au-‘Great concern’: Fears grow as B. 1.1529 Covid variant rips through nation