【NSW2日】 労使裁定機関フェアワーク・オンブズマン(FWO)は2日、大手スーパーマーケットのコールズが7,800人以上の従業員に支払われる給与について、総額1億1,500万ドルが過小払いだったとして、連邦裁判所に訴訟を起こす見通しであることが分かった。
給与の過小払いが発生したのは、2017年1月1日から20年3月31日までの間で、地方部や各州や準州の都市部で勤務していた従業員とみられる。このうち多くが、ベーカリーやカスタマーサービス、デリ、青果物、精肉、夜間に行われる商品補充などの部門の管理職となっている。
過小払い額は、少額だったケースから47万1,647ドルまで差は幅広く、45人については過小払い額が10万ドル以上だったという。FWOはさらに、残業時間などの記録が適正に残されていないとして、こちらも違反にあたると訴えている。
ソース:news.com.au-Coles underpaid over 7,800 employees more than $115 million, Fair Work Ombudsman alleges