【VIC2日】 オーストラリアは昨年、飲酒をして酔っ払ったことのある人が世界で最多となったことが、グローバル・ドラッグ・サーベイ2021から明らかになった。22か国から3万2,000人を対象に行った同調査では、オーストラリア人が一年間で酔った回数は平均27回で、世界平均の15回を大きく上回った。
オーストラリア人は酔っ払った際、24%の割合で酔ったことを後悔したと答えた。また、後悔しているのは女性が多いことも分かっている。オーストラリアの調査を担当したRMITのバラット博士は、20年はオーストラリア国内でロックダウンが長期にわたったことが、飲酒が増えたことにつながっているかもしれないと分析した。
ただ、バラット博士はオーストラリアの「飲酒文化」が今回の結果に繋がっている可能性はあるとする一方、北欧や英国、北米などでも人々が酔っ払う頻度は比較的高いと指摘。オーストラリア人が酔っ払う率は高い一方、酔っ払った日数の合計は世界平均に近いとしている。
ソース:news.com.au-Australian’s top list for drunkest country in 2020, new survey finds