【ACT5日】 薬品・医薬品行政局(TGA)は5日、5~11歳へのファイザー製ワクチン使用を暫定的に承認した。技術的諮問委員会(ATAGI)による最終的な承認後、来年1月10日から接種が開始される。
5~11歳のワクチン投与量は12歳以上の3分の1で、効用は大人の投与量と同じとされる。他の年齢グループ同様、3週間開けて2回接種する。腕の痛みや疲労感、頭痛、発熱や悪寒等、子どもにも大人同様の副反応が出ると予想されるが、大人と比べて軽度でまったく出ない子どももいるようだ。
通常、子どもは新型コロナウイルスに感染しても軽症で済むことが多いが、3,000人に1人の割合で炎症性多系統症候群(MIS)を発症して長期間非常に具合が悪くなることから、TGAは5~11歳のワクチン接種を奨励する。
今後数週間以内にATAGIの承認が得られる見通しで、クリスマスと新年にかけてTGAがバッチテストを行い、1月10日からの接種を目指す。連邦のハント保健相は、保護者は準備をするよう呼び掛けた。
12~15歳も76.6パーセント以上が少なくとも1回目の接種を受け、67.5パーセントが2回接種を完了した。
ソース : news.com.au – TGA confirms Pfizer provisionally approved for use in Aussie children aged 5 to 11