【NSW7日】 10月、独立汚職取締署(ICAC)がNSW州のベレジクリアン前首相に対する調査を発表し、同氏の辞任につながった。モリソン連邦首相やアボット元連邦首相を含み、連邦議員としてベレジクリアン氏の復帰を求める声があがっている。
ICACは、ベレジクリアン氏が元交際相手の議員の汚職行為に関与したかどうかを調査中。評決はまだ出されていないが、自由党議員らは次回連邦選挙で同氏にシドニー北部ワリンガ選挙区で出馬するよう呼び掛ける。
2019年の連邦選挙の際に同選挙区で落選したアボット元連邦首相は、「グラディスはパンデミック中、首相として素晴らしい仕事をした」「政界に残ってほしい」と話した。
モリソン連邦首相も6日、「犯罪行為に携わった証拠はない。非常に誠実な人間だ」と話し、ベレジクリアン氏にワリンガ選挙区での出馬を奨励した。他に複数の自由党大臣が同氏の復帰を求めている。
自由党がワリンガ選挙区を奪回するのに、ベレジクリアン氏が唯一の希望とみられる。同選挙区の候補者指名は1月14日まで延長された。
ソース : news.com.au – Ex-PM Tony Abbott backs Gladys Berejiklian to run for federal politics