【ACT7日】　　　民間健康保険会社のブーパは、昨年のパンデミック中に治療やサービスを受けられなかった分として、保険加入者に現金で払い戻す。

対象は、国内に居住し、2020年7月1日から2021年6月30日の間に少なくとも3か月ブーパの健康保険に加入していた人。契約する保険により払い戻し額は15～110ドルと異なり、平均71ドルだ。ブーパ健康保険部門のエミリー・アモス担当責任者は「加入者が好きに使えるよう、現金で払い戻す」と話した

オーストラリア医療協会（ AMA）は7日、民間健康保険に関する年次報告を発表した。同じ処置でも保険会社によって給付金が大きく異なり、ある処置では最大で46パーセントまたは432ドル60セントも差が出た。AMAのコーシッド会長は「給付金が低ければ自己負担は大きくなる」と述べ、年間保険料だけで保険会社を選ばないようアドバイスする。

医師と保険会社が料金で合意する”ノー・ギャップ”も、居住地によって異なる。ある主要保険会社は首都特別区域（ACT）で病院関連費の83パーセントを負担したのに対し、TAS州では93パーセント負担した。

選択的手術を受ける患者の60パーセント近くが民間保険を利用する。

ソース : news.com.au – Private health insurer offers Covid cashbacks as report finds ‘frustrating’ gaps in benefits