【NSW16日】 航空大手カンタス航空は16日、2022年度前期(21年7~12月)の損失総額が、11億ドルだったと発表した。ロックダウンや州境閉鎖が続いたことに加え、新型コロナウイルスのオミクロン株の出現により、予約が激減したことも影響したとみられる。
カンタス航空のジョイスCEOは、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)全体を通じ、今期は最も業績が悪化した半期だったとの見方を示した。国内ではほとんどの州や準州が閉鎖となり、多くの国民がロックダウンに巻き込まれたことが原因とみられる。
さらにカンタス航空は、復興計画として向こう10年間で134機のエアバス機を新たに導入する計画を発表しており、これは過去最大規模となる注文数だという。国境や州境の開放が発表された日以降、予約が増加しており、12月末までに純負債が56億5,000万ドル削減したことも分かった。
ソース:news.com.au-Qantas flags eye-watering loss for first six months of financial year