【ACT17日】 オーストラリアの今年のクリスマスは、気温が上昇し猛暑に見舞われる見通しであることが分かった。11月はラニーニャ現象により、降水量が過去最高となったが、クリスマスから正月にかけては最悪の天候は免れそうだ。
ピルバラから温暖な気候が南部と東部へ押し流されるため、今年のクリスマスは概ね全国で温かくなるほか、大晦日は主要都市で非常に暑くなることが予想されている。ただ、スカイニュースの気象士は、「オーストラリア北部全域で雲や雨が増え、涼しい南からの風が吹くことで、全国に広がる空気団を冷やし、熱波を落ち着かせるだろう」と話した。
一方、ラニーニャは引き続き湿度を押し上げており、代わりやすい天候となりそうだ。気象士は、ラニーニャの影響で長期の予想は難しいとしており、イベントなどがある場合は直前まで天気予報を細かく確認することが望ましいとしている。
ソース:Christmas, New Year weather: Four capitals set for 30C plus Christmas Day