【ACT18日】　　新型コロナウイルスのオミクロン株について、専門家はこれまで感染が拡大している3種株とは症状が異なるとの見解を示していることが分かった。3種株では、しつこい咳や高熱、味覚や嗅覚の喪失などが特徴だったが、オミクロン株は風邪の症状に近いとの見方を示している。

英国の統計では、風邪にり患した約4分の1の人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かっている。オミクロン株にり患した人は、症状が風邪の症状と似ていると説明しているという。分子腫瘍学者のヤング教授はオミクロン株について、「症状は少し重い風邪のようになり、ゆっくりと軽症化してきている」と述べた。

南アフリカで行われた臨床観察によると、オミクロン株では特に症状に5つの特徴があり、これらは喉がいがらっぽくなる、軽い筋肉の痛み、酷い疲労感、空咳、就寝中の発汗であるとしている。これらの症状が出た場合、検査を受けるよう勧めている。

ソース：news.com.au-Omicron or cold: How to tell the difference