【キャンベラ18日】 ファイザー社によって発表された新結果から、幼児へのコロナワクチンの効果が他の年齢層に比べて良くなかったことがわかった。
現在進行中のコロナワクチンの臨床研究の最新結果として17日に発表された検査結果から、生後6ヶ月から5歳児までを対象にして成人のワクチンの10分の1の量を投与したところ、生後6ヶ月から2歳児までは2回接種を行なっている16歳から25歳までと同様の効果があったのに比べ、2歳から5歳までの幼児には効果が見られなかったことを明らかにした。
この結果を受けて、ワクチン製造会社では、生後6ヶ月から5歳へのコロナワクチンへの安全性や忍容性、免疫原性の臨床研究を修正していくとしている。
また、5歳から11歳を対象にしたファイザー社のワクチンはすでに接種可能となっており、12歳以上を対象にしたワクチンの3分の1の量になっている。
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