【VIC20日】 来月開催の全豪オープンテニスで、複数のスター選手の出場が危ぶまれている。ワクチン接種必須に加え、けがや体調不良を訴える選手が多い。
オーストリアのドミニク・ティエム選手は、手首の負傷を理由に、前大会であるシドニーのATPカップに出場しないと発表した。全豪オープンの出場は希望しているが、今月末に最終決断を行う。
男子はこれまでに、ロジャー・フェデラー選手(スイス)が膝、スタン・ワウリンカ選手(スイス)が足関節の不調で出場を辞退した。ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)はワクチン接種を理由に出場を明らかにしておらず、ラファエル・ナダル選手(スペイン)も足関節のけがを理由に大会出場は保証できない姿勢を示している。
女子も、昨年準優勝のジェニファー・ブレイディ選手(米国)が足関節の故障で出場を見送っている。元世界チャンピオンのカロリナ・プリスコバ選手(チェコ)は手、グランドスラム・チャンピオンのセリーナ・ウィリアムズ選手(米国)はハムストリングの不調、ビアンカ・アンドレークス選手(カナダ)も個人的な理由により出場しないと発表している。
QLD州のオリビア・ガデッキ選手(19)も、ワクチン接種を受けないとして出場を見送った。
ソース:news.com.au- US Open champion Dominic Thiem the latest star in doubt for Australian Open as he recovers from wrist injury