【SA30日】 SA州のカンガルー・アイランドでは、2020年に大きな被害をもたらした山火事が発生して以降、野生ネコが大発生しており、これまでに850匹を駆除したことが分かった。野生ネコの急増は、山火事でダメージを受けた島の西部に生息する希少動物にとって圧力となっているという。
カンガルー・アイランドの野生動植物を管理する環境専門家のホジェンス氏によると、野生ネコだけを識別して有毒なスプレーを噴射する仕掛けを採用。猫は自分の毛をなめるうちに致死量の物質を摂取するという。
ホジェンス氏によると、野生ネコのわなを改良するために山火事復興基金から補助が支給されているといい、「(わなの)技術はカンガルー・アイランドだけでなく、島の他の場所でも使うことは出来る」と話した。
ソース:abc.net.au-Hundreds of feral cats removed from Kangaroo Island in bid to protect endangered native species